AIっぽい英語フレーズ一覧:定型の書き出し・接続表現と言い換え
結論
「It is important to note that」「In today's fast-paced world」「plays a crucial role」「In conclusion, this essay has explored」のような定型フレーズは、情報を足さずに長さだけを増やすため、AIらしい文章に見えます。削って本題から始めるか、そのフレーズが隠していた具体的な主張に置き換えましょう。1つ使うだけなら問題ありません。1ページがそれで埋まっているのが問題のパターンです。
ポイント
- 定型フレーズは場所ふさぎです。削っても文が成り立つなら、それは埋め草でした。
- 「In today's fast-paced world」のような書き出しはどんなテーマにも合うので、あなたのテーマについては何も語っていません。
- 接続表現は、それが表すべき関係、つまり原因、対比、例、結果に置き換えましょう。
- 「not only... but also」や「a wide range of」の使いすぎは、語彙よりもリズムの問題です。
- 当サイトの判定では、人間の学生エッセイの約1%が「AIが書いた可能性が高い」と判定されます。定型フレーズを整理すると役立ちますが、目的は数字を狙うことではありません。
定型フレーズがAIらしく読まれる理由
言語モデルは、文の続きとして最も確率の高いものを出力します。エッセイの場合、最も確率の高い書き出しや接続表現は、何千ものエッセイに出てきたもの、つまり無難で、あいまいで、使い回せるものです。学生も昔から使ってきたので、人間が書いたエッセイにも含まれています。
定型フレーズが1つあっても、何の証拠にもなりません。ほぼすべての段落がそれで始まり、それで終わるようなテキストは、はるかに予測しやすくなり、判定ツールが測っているのはまさにその予測しやすさです。
削りたい書き出しと埋め草
各フレーズは、削ってみて確かめます。文が成り立つなら、削ったままにしておきましょう。
- 「In today's fast-paced world」「In the modern digital age」:削って、実際のテーマや日付のある事実から書き始めます。
- 「Throughout history」「Since the dawn of time」:実際に扱っている時代を名指しします。
- 「It is important to note that」「It is worth mentioning that」:削って、要点そのものを述べます。
- 「It goes without saying that」:言うまでもないなら、言わないでください。
- 「This essay will explore」「This paper aims to delve into」:何を主張するのかを言います。たとえば「This essay argues that rent caps reduced supply.」のようにです。
- 「There are many factors that」:論じるつもりの要因を列挙します。
AIっぽい文章In today's fast-paced world, it is important to note that sleep plays a crucial role in student success.
あなたらしい文章Students who sleep under six hours a night in my dormitory survey reported missing about twice as many morning classes.
中身のない重要性の主張
何かが重要だと言いながら、なぜかを言わないフレーズが、2つ目の大きなグループです。
- 「plays a crucial role in」:それが何をするのかを言います。たとえば「Insulin lowers blood glucose after meals.」のようにです。
- 「has a significant impact on」:影響の方向と大きさを示します。
- 「a wide range of」「a variety of」「numerous」:数を示すか、例を2つ挙げます。
- 「various aspects」「different factors」:それぞれを名指しします。
- 「is of great importance」:誰が、どの判断のためにそれを必要とするのかを説明します。
- 「shed light on」:研究で何がわかったのかを述べます。
AIっぽい文章Government policy has a significant impact on a wide range of aspects of public health.
あなたらしい文章The 2007 smoking ban in enclosed public places cut hospital admissions for heart attacks in the two years that followed.
論理を運ばない接続表現
「Moreover」「Furthermore」「Additionally」のような語は、次の文が続くと言っているだけです。より良い接続表現は、その考えが前の考えとどうつながるかを読み手に伝えます。
- 「Moreover」の代わりに、「A second cause is...」と書くか、その考えを前の文に組み込みます。
- 「However」を繰り返す代わりに、「Unlike the earlier trials...」や「That result holds only for adults.」と言います。
- ゆるい議論のあとの「Therefore」の代わりに、結果を述べます。たとえば「So the policy fails for small firms.」のようにです。
- 「Overall」や「All in all」の代わりに、最も覚えてほしい主張を1つ示します。
- 2つの文が自然につながるなら、接続表現は不要です。短く率直な段落には、ほとんど必要ありません。
締めくくりのフレーズと「not only... but also」の癖
結論は、最も定型的な表現を招きやすい箇所です。「In conclusion, this essay has explored」「In summary, it is clear that」「Ultimately」などです。正しい直し方は、結論を始めると断るのではなく、問いに対する自分の答えから結論を始めることです。
「Not only... but also」は、それ自体はまったく問題のない構文です。すべての段落に出てくると、癖になります。1つのエッセイで多くても1、2回に抑え、できれば普通の2文に分けましょう。
AIっぽい文章In conclusion, this essay has explored the many benefits and challenges of online learning, and it is clear that it will continue to play a crucial role.
あなたらしい文章Online learning works for students who already have a quiet space and a stable connection, and fails for those who do not. Schools should fund that gap before funding more platforms.
AIっぽい文章Social media not only connects people but also spreads misinformation.
あなたらしい文章Social media connects people. It also spreads misinformation faster than corrections can follow.
残ったものを確認する
編集したあと、文書内で上のフレーズを検索し、ヒットした箇所を前後の文脈で読みます。意味があり、自分でも口に出して言えるものは残して構いません。AITurnitinのような文単位の判定ツールなら、まだありきたりに読める文を確認できます。50語未満では判定を出さず、結果はあくまで推定です。
定型フレーズを消すために言い換えツールを使うのはやめましょう。当サイトのテストでは、別のAIモデルで言い換えたAI生成テキストでも50.5%が「AIが書いた可能性が高い」と判定され、ツールが意味を変えたり引用を壊したりすることもあります。手作業の編集は数分で済み、文章も自分のものとして残ります。
よくある質問
どんなフレーズがAIっぽい文章に聞こえますか?
よく挙がるのは「It is important to note that」「In today's fast-paced world」「plays a crucial role」「a wide range of」「In conclusion, this essay has explored」、そして繰り返し使われる「not only... but also」です。どれも一般的な表現なので、情報ではなく長さを足してしまいます。
「in conclusion」を使うのは間違いですか?
いいえ。たまに使うのは問題ありません。問題なのは、ただ結論だと宣言してエッセイを繰り返すだけの結論です。自分の答えや提言から書き始めれば、このフレーズは不要になります。
AI判定ツールは、これらのフレーズそのものを探していますか?
固定のリストとして探しているわけではありません。全体の語の使い方の予測しやすさを推定しています。定型フレーズは予測しやすいので影響しますが、1つだけではほとんど影響しません。
MoreoverやFurthermoreの代わりに何を使えばよいですか?
関係を明示する接続表現を使いましょう。たとえば「A second reason」「The same pattern appears in」「This contradicts」などです。多くの場合、接続表現をなくして、文をそのまま続けても構いません。
AIに頼んでこれらのフレーズを消してもらってもよいですか?
できますが、別のありきたりなフレーズに置き換えたり、意味を変えたりしがちです。自分で削り、そのフレーズが隠していた具体的な内容を足しましょう。AIによる編集については、授業の方針を確認してください。