AIっぽい英文の書き直し方:5つのパターンと前後比較の例
結論
AIらしく読める文には、たいてい5つの問題のどれかがあります。あいまいな主張、埋め草の接続表現、均一なリズム、重なったぼかし、中身のない結論です。直すには、自分が本当に言いたいことを決め、具体的な細部か理由を1つ加え、情報を運ばない語を削ります。書き直しは、別のツールではなく、そのテーマについての自分の知識から生まれるものでなければなりません。
ポイント
- AIらしい文の多くは、5つの形のどれかで失敗しています。あいまいな主張、埋め草の接続表現、均一なリズム、ぼかしの重なり、中身のない結論です。
- 直し方はほとんど同じです。言いたいことを言い、具体的な細部か理由を1つ加え、水増しを削ります。
- 良い書き直しは、元より短くなるか、情報が増えるかのどちらかで、単なる言い換えではありません。
- 自分のメモをもとに、自分の言葉で書き直しましょう。判定された文を別のAIツールに貼り付けると、またありきたりな文が出てきがちです。
- 判定ツールのハイライトは推定であり、証拠ではありません。見直す価値のある文を探すのに使い、そのあとは編集者として判断しましょう。
AIらしく読める文の特徴
言語モデルは、最も確率の高い次の語を何度も出力します。その結果は流暢で無難ですが、言っていることはとても少ないことがよくあります。その文をエッセイから取り出して、同じテーマの別のエッセイに入れても誰も気づかないなら、それはAIらしく読める文です。
人間の学術文章にも、フォーマルで丁寧な文はたくさんあるので、1つのパターンだけでは何も証明されません。重要なのは、まとまりです。あいまいな主張、埋め草の書き出し、同じ長さの3つの文、最後のきれいな要約が揃った段落です。このガイドでは問題をグループ化し、それぞれを見分けて手で直せるようにします。
問題1:あいまいな主張
あいまいな主張は、大きなテーマを挙げて、誰も異論を唱えないことを言います。出典も、数字も、事例も、限界もありません。直すには、誰によれば、どのくらい、どこで、何と比べて、と自問します。
答えを作り上げることはできません。具体的な細部がないなら、読書メモに戻って探してください。何もなければ、その文はおそらく議論を運んでいなかったので、削ってかまいません。
AIっぽい文章Technology has had a significant impact on education in recent years.
あなたらしい文章After our department moved quizzes online in 2023, my tutorial group's average attendance at lectures dropped, because recordings made turning up optional.
AIっぽい文章Many studies have shown that sleep is important for memory.
あなたらしい文章In the sleep study set for week 4, students who slept after learning word lists recalled more of them the next morning than students who stayed awake, which suggests sleep helps consolidate new material.
問題2:埋め草の接続表現
「Moreover」「Furthermore」「Additionally」「It is worth noting that」などの書き出しは、考えどうしのつながりを、そのつながりを述べずに示します。本物の接続表現は、2つの論点がどう関係するか、つまり対比、原因、例、結果を読み手に伝えます。
まず接続表現を削ってみましょう。それでも段落が成り立つなら、不要だったということです。成り立たないなら、実際の関係に置き換えます。
AIっぽい文章Furthermore, it is important to note that the sample size was small. Additionally, the participants were all volunteers.
あなたらしい文章The sample was also small, and because every participant was a volunteer, the results may overstate how willing ordinary people are to take part.
AIっぽい文章Moreover, urbanization has led to various changes in the housing market.
あなたらしい文章Rents in the city centre rose faster than wages, which pushed younger workers to the suburbs.
問題3:均一なリズム
判定ツールは、テキストがどれだけ均一かを測ります。すべての文が同じくらいの長さで、同じように始まり、同じ主語・動詞・目的語のパターンに従っていると、読み手にとっても段落が機械的に聞こえます。
段落を声に出して読んでみましょう。息が切れるところで分けます。リストのように聞こえるところでは、2つの文をつなぎ、より重要な考えを最後に置きます。パターンではなく、混在を目指します。論点を組み立てる長い文を1つ、結果を述べる短い文を1つ、といった具合です。
AIっぽい文章The study used interviews to collect data. The interviews were conducted with twenty teachers. The teachers worked in rural schools. The data was analyzed using thematic analysis.
あなたらしい文章I interviewed twenty teachers from rural schools. Their answers, coded by theme, pointed to one problem above all: long travel times meant lessons started late.
問題4:重なったぼかし
学術文章にはぼかしが必要ですが、証拠が弱い箇所に置く1つのぼかしと、主張がもう残っていない文に重ねた3つのぼかしは別物です。「may potentially suggest」や「could possibly indicate」のような表現は、ほとんど何も言っていません。
どのくらい確信があるかを決めましょう。証拠が強いなら、主張を述べます。部分的なら、正確なぼかしを1つ使って理由を述べます。標本が小さい、1か所のみ、自己申告データ、などです。
AIっぽい文章It could potentially be argued that these findings may possibly suggest a link between income and health outcomes.
あなたらしい文章These findings suggest that income and health are linked, although the data come from a single city and cannot show which causes the other.
問題5:中身のない結論
「In conclusion, this essay has explored」で始まり、さらなる研究の重要性についての記述で終わる結論は、序論を一般的な言葉で繰り返すだけなので、最も判定されやすい文です。
役に立つ結論は、自分が立てた問いに答え、最も強い証拠を挙げ、そこから何が導かれるかを述べます。書いている途中で考えが変わったなら、そう述べましょう。
AIっぽい文章In conclusion, this essay has explored the advantages and disadvantages of nuclear energy and highlights the need for further research.
あなたらしい文章Nuclear power is the only low-carbon source in this comparison that runs around the clock, but its cost overruns mean that for most countries wind plus storage is the faster option.
短い手順と、やめどき
下書きを、AITurnitinのような文をハイライトする判定ツールにかけます。AITurnitinは英文をチェックし、テキストを24時間までしか保管しません。ハイライトされた文を1つずつ読んで、上のリストのどの問題かを特定します。そして自分のメモをもとに書き直し、一度に1つだけ変えて、次に進みます。
判定された文をチャットボットに貼り付けて、返ってきたものをそのまま受け入れてはいけません。新しい文は、たいてい流暢でありきたりで、まさに取り除こうとしているパターンですし、あなた自身の考えでもありません。ハイライトされた文が正確で具体的になったら、そこでやめましょう。明快で自分の言葉の文なら、判定ツールがまだ印をつけていても問題ありません。
よくある質問
文がAIっぽいかどうかは、どうすればわかりますか?
同じテーマのどのエッセイにもそのまま入りそうかを考えます。出典、数字、例、筋道が何もなく、「plays a crucial role」のような定型句に頼っているなら、AIらしく読めます。文単位でハイライトする判定ツールは候補を見つけるのに役立ちますが、判断するのは自分です。
判定された文を、言い換えツールで直してもよいですか?
確実ではありません。当サイトのテストでは、別のAIモデルで言い換えたAIテキストでも50.5%が「AIが書いた可能性が高い」と判定され、言い換えツールは意味を変えたり引用を壊したりすることもあります。自分のメモから書き直すほうが時間はかかりますが、自分で擁護できる文になります。
フォーマルな表現や学術的な表現は、すべて削る必要がありますか?
いいえ。フォーマルな言い回しは学術文章では普通です。情報を足さない表現を削り、その分野で実際に使われる専門用語とぼかしは残しましょう。
短い文だとほとんど違いが出ないのはなぜですか?
判定ツールがパターンを測るには、十分な長さのテキストが必要だからです。AITurnitinは50語未満ではまったく判定を出さないので、短い文はスコアではなく、読み手として判断してください。
そもそも最初の文をAIで下書きした場合はどうすればよいですか?
まず授業の方針を確認してください。申告つきでAIの助けが認められているなら、そう伝えたうえで、考え、根拠、言葉が自分のものになるまで文章を作り直します。AIの助けが認められていないなら、誠実な解決策は自分で書くことであり、不安があれば教員に相談しましょう。